角田 夏実(つのだ なつみ)さんをご存知でしょうか?
日本女子柔道48㌔級でパリ五輪代表に内定され、金メダル獲得が有力視されている選手の一人です。
2019年に52㌔級から48㌔級に転向し、夢であった五輪出場を実現させた彼女のwikiプロフと経歴を紹介していきます。
角田夏実のwikiプロフ!
角田夏実さんのプロフィールを紹介します。
- 名 前 角田夏美(つのだ なつみ)
- 生年月日 1992年8月6日(31歳) (2024年2月現在)
- 出 身 地 千葉県
- 身 長 161㎝
- 階 級 女子48㌔級
- 段 位 5段
- 得 意 技 巴投げ 関節技
- 所 属 SBC湘南美容クリニック (旧 了徳寺大柔道部)
年齢が31歳と遅咲きだといわれていますが、
ここまで来るのに相当な努力があったことは言うまでもありません。
小学校の卒業文集で残した『長く柔道を続けたい』という思いが、夢を実現させたのでしょう。
角田夏実のwiki経歴!
角田夏実さんの経歴を紹介します。
主な戦績
52㌔級の戦績
- 2009年 インターハイ 3位
- 2010年 高校選手権 5位
- 2010年 インターハイ 5位
- 2013年 学生体重別 優勝
- 2013年 国体成年女子の部 優勝
- 2014年 国体成年女子の部 優勝
- 2016年 グランドスラム 優勝
- 2017年 グランドスラム 2位
- 2017年 全日本体重別選手権 優勝
- 2017年 世界選手権 2位
- 2018年 全日本体重別選手権 優勝
- 2018年 グランプリ 優勝
- 2018年 アジア大会 優勝
- 2018年 グランプリ 2位
- 2018年 ワールドマスターズ 優勝
- 2019年 グランプリ 2位
- 2019年 全日本体重別選手権 優勝
- 2019年 グランプリ 優勝
48㌔級の戦績
- 2019年 グランドスラム 3位
- 2019年 グランドスラム 優勝
- 2020年 グランプリ 優勝
- 2021年 グランドスラム 2位
- 2021年 全日本体重別選手権 優勝
- 2021年 世界選手権 優勝
- 2022年 全日本体重別選手権 2位
- 2022年 アジア大会 優勝
- 2022年 グランドスラム 優勝
- 2022年 世界選手権 優勝
- 2022年 グランドスラム 3位
- 2023年 世界選手権 優勝
- 2023年 グランドスラム 優勝
数々の好成績が並んでおり、角田夏実さんの実力が本当にすごいものだというのがわかりますね。
ですが、現状に満足することなく
「支えてくれた人や喜んでくれる人たちに『無事金メダル取れたよ』
って報告するまでが自分の中での1セットだと思っています。」と語っていることから、
高い目標を持ってパリ五輪に臨む気持ちが伝わりますね。
小学校時代
角田夏実さんは、父親の影響も受けて小学校2年生の時に柔道を始めています。
八千代警察署の道場に通っていたそうです。
子どものころから体を動かすことが好きだったようで、柔道以外にも水泳も習っており、
水泳のおかげでスタミナや肩の筋肉が付いたのかもしれないと語っています。
中学校時代
中学2年生の時に転機が訪れます。
県大会で優勝し、全国中学校柔道大会に出場した1回戦でわずか13秒で負けてしまいました。
その出来事が、彼女の柔道人生に火を付けました。
それまでは、体が大きい相手にあたって負けたときは「しょうがない」という気持ちが強かったようですが、
全国大会で負けてしまったとき、「何が起きたのか、どんな技をかけられたのかもわからないまま負けてしまった」と語っており、
初めて「もっとしっかり練習しなければ」と感じたといいます。
そして、『柔道の強い高校に入って練習したい』との思いで、中学3年生で転校を決意し、
千葉県の八千代松陰中学校から八千代市立勝田台中学校へ転校しています。
高校時代
全国大会常連校の八千代高校へ進学。
練習はかなりハードなもので、「合宿がある夏休みや冬休みなんてなくなればいいのに」
と考えるほどだったといいますが、
それでも負けたくない一心でがむしゃらに練習に取り組んでいたようです。
その成果もあり、高校2年生のインターハイで3位という結果を残しています。
ですが、その次の年のインターハイから思うように結果が出せない時期が続き、
『柔道を辞めたい』と思うようになったのだそうです。
当時の彼女の心境は、「大学進学は考えていましたが、柔道で大学に行く気はなかった」と語っています。
そんなときに東京学芸大学の監督から「柔道部強化を始めたばかりだから入ってもらえないか」と声を掛けられたといいます。
また、学芸大学が国立大学だったこともあり進学を決心したようです。
大学時代
東京学芸大に一般入試で入学し、そこで柔術と出会います。
東京学芸大は自主性を重んじる雰囲気だったのが彼女にいい影響を与えたのでしょう。
大学で柔術を学ぶことによって柔道の幅が広がり、寝技を得意とする今の彼女のスタイルが確立されました。
大学3年生の時に学生体重別で優勝しており、学芸大初のチャンピオンとなりました。
その年と翌年には、国体成年女子の部で2連覇を飾るという素晴らしい成績も収めています。
社会人時代
了徳寺学園に職員として勤務。
社会人になってすぐに膝の手術を受けたそうです。
それは、大学時代から続く膝の痛みの影響があり、大会で結果も出せなく、強化選手からも外されてしまったためでした。
しかし、了徳寺学園は、強化選手からしか職員を採用していなかったため、
『強化選手に戻れなければ仕事を変え、もう柔道をする機会がなくなる』と思ったそうです。
そして、『あれだけ辞めたいと思っていた柔道がなくなったら私に何が残るのだろう』と考え、
その時に「本当に柔道が好きなのだと気付いた」と語っています。
1年間のリハビリを経て、2016年の講道館杯で優勝しています。
その後の戦績も素晴らしいのですが、
2019年に52㌔級から48㌔級に転向され目覚ましい活躍を遂げ、世界選手権3連覇を達成!
以前からの夢であった、パリ五輪の切符を見事手にしました!
応援してくれる人のためにこれからも頑張りたい🥹 pic.twitter.com/QxyquQC3v6
— 角田夏実/Natsumi Tsunoda (@NatsumiTsunoda) May 26, 2023
【夢を実現!】角田夏美のwiki経歴!女子柔道48㌔級パリ五輪代表内定!まとめ
今回は角田夏実さんのプロフィールと経歴について紹介しました。
日本代表になるまでに計り知れない苦労や苦悩があったことだと思いますが、
日々のたゆまぬ努力があったからこそ勝ち取ったものでしょう。
パリ五輪代表内定、本当におめでとうございます!
これからも角田夏実さんを応援し、パリ五輪や今後の活躍にも期待していきましょう!
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