『子持ち様』という言葉がネット上で話題になっていることをご存知でしょうか?
『子持ち様』は、ネットスラングの一種で、子育て世代の一部の人々を皮肉を込めて指す言葉です。
その『子持ち様』に対しては、「自己中心的で迷惑」という意見が多く、世間から「嫌い」との声が聞こえてきます。
今回は、『子持ち様』がなぜ嫌われるのか、その理由を探っていきましょう。
先ほどの理由も含めて、詳しく見ていきたいと思います。
子持ち様が嫌いと言われる理由とSNSの反応
『子持ち様』がなぜ嫌いと言われるのか、その事実根拠をSNSの反応から探っていきましょう。
とにかく人に迷惑をかける人が大嫌いなのですよ。
— ようこそようこ (@s3N19p1yUjqkLnJ) April 4, 2024
だから子持ち様が嫌いなんです。
子供が嫌いなんじゃないですよ?
騒いでる子供を放置してる親が、
子持ち様が、嫌いなんです。
騒ぐのは仕方ない。
でも仕方ないからって放置はやめません?
やっぱり子持ち様嫌い
— sa9ra (@sa9ra15390533) February 11, 2024
ベビーカー持ってるだけでシルバーシート座るなよ
何様なんだかな
子持ち様って。自分が神とか思ってるの?
本当にクソだわ笑#子持ち様
ほんと子持ち様嫌い………………………
— とらんぷ (@Tramp_Egi) April 16, 2024
確かに、『子持ち様嫌い』という声が目立ちますね。
他にも以下のような意見が上がっています。
子持ち様問題…不公平感を感じる人がいても仕方ないよ。
子持ち様の自己中心的な行動がどれだけ世間に
迷惑がられているのかわかってないよね
赤子いるから・子供いるから
【気を利かせて特別扱いしろ】
ってのは見ててうんざりする。
これらの声から、「不公平感」や「自己中心的で迷惑」という具体的な意見が聞かれました。
子持ち様が嫌いと言われる理由3選!
今回は、先ほどのSNSの反応を基に『子持ち様』が嫌いと言われる理由を3つの視点から詳しく見ていきたいと思います。
①自己中心的で迷惑
『子持ち様』が嫌いと言われる理由の1つ目は、『自己中心的で迷惑』という意見です。
子育て中の人々が自分の都合を優先する行動をとった結果、『自己中心的で迷惑』と感じることがあります。
例えば、ベビーカーを優先的に前に出して歩いたり、ベビーカーで歩道を塞いで保護者同士や友人と話し始めたり、
子供を路上で遊ばせて注意しない親がいるため、例え少数だとしても子育て世代はそう見られるのではないでしょうか。
電動アシスト付自転車で子供を乗せて走行している姿を見かけることもあるでしょう。
大半の人は交通ルールを守って走行しているのでしょうが、
うーん ベビーカー邪魔
— 🔞skeberos🔞 (@skeberos) May 29, 2017
出入口ドア半分塞ぐなや
畳もうや pic.twitter.com/sXvRbhmezq
たまに、歩道をすごいスピードで駆け抜けたり、車道を逆走していたりというのを見かけます。
そうした行為は、子連れの方だけではありませんが、子供を連れて危険な運転をしたり、
交通ルールを守らなかったりするとやはり目立ってしまいますよね。
また、スマホに夢中になり、自分の子供に無関心という親も見かけます。
そして、事故が起きたときに他人のせいにするのは自己中心的と言わざるを得ません。
親はスマホに夢中。 pic.twitter.com/BScRu7cFq4
— 姉やん。 (@cleaningnuna) March 17, 2021
しかも、他人に迷惑をかけているにもかかわらず自分が被害者だとでも言わんばかりの態度を取られる場面もあることが一つの要因として挙げられます。
まずは、やることをやってからというのが大前提としてあることを理解しなければいけないでしょう。
未然に防げることは防ぐのが親としての責任ではないでしょうか。
少しの気遣い、少しの配慮によって、人々の印象は大きく変わります。
これらのことを理解し、行動に移すことが必要です。
②不公平感
『子持ち様』が嫌いと言われる理由の2つ目は『不公平感』です。
『子持ち様』が、子どもの体調不良や行事などの理由を挙げて、それが当たり前のような態度で休暇を申請することで、
他の人々から『不公平感』が生まれるのでしょう。
また、休んだことによる影響が他の人々の負担となっていることも一つの要因となります。
もちろん、やむを得ない事情があることは理解できますし、
会社や社会全体では、子育て支援の制度があるため、休むこと自体は問題ではありません。
問題なのは、休む側の配慮が足りないために、『子持ち様』というレッテルを貼られることがあるということです。
迷惑をかけているという意識を持った行動や何かしらの配慮を示すだけで、相手の心情は変わることがあります。
そのことを意識することで、『子持ち様』という認識が改められるのではないでしょうか。
また、子育てをしていない人への何らかの待遇を考慮することでも不公平感は和らぐのだと感じます。
不公平感は仕事を振り分ける会社の問題とも言えるため、
会社がそのような不公平感を生む状況を避けるための適切な対策を講じるべきでしょう。
③特別扱い
『子持ち様』が嫌いと言われる理由の3つ目は『特別扱い』です。
子育て世代であるという理由で、『特別扱い』を受けていると勘違いし、
何をやっても許されると思っている人が一部に存在することが問題となり『子持ち様』というレッテルを貼られてしまいます。
例えば、電車でのマナーを守らず、子どもが靴のまま座席に上がる行為を注意しない親がいたり、
エレベーター待ちで後ろから来た子連れのベビーカーが当たり前のように先に乗る行為も、特別扱いという意識があるのかもしれません。
人の優しさや気遣いを”子供連れだからされて当然“というような態度で、さも当たり前かのように振舞う行為自体が
『子持ち様』というレッテルを貼られる原因となるのでしょう。
度々言いますが、お互いの気遣いの上で社会が成り立っているというのを理解しなければいけません。
まずは一般的な社会常識を身に付けることが重要でしょう。
そして、自分の行動が他人にどのような影響を与えるかを理解し、それに基づいて行動することが求められるのです。
子持ち様だけではなく社会全体のモラルが必要
『子持ち様』に対する否定的な感情や誤解は、単に子育て世代だけの問題ではなく、社会全体のモラルや理解が不足していることも示していると感じています。
子育ては、社会全体が支えるべき重要な役割であり、支援する環境を作ることが必要です。
これには、子育て中の人々が直面する困難を理解し、それに対する配慮を示すことが必要でしょう。
また、子育て世代も、社会全体のモラルに反しない行動を心掛け、支えてくれる人々を理解し、尊重することが求めらられています。
お互いが理解し合い、思いやりを持つことで、『子持ち様』への否定的な感情を和らげ、より良い社会環境を作り出すことができるでしょう。
これらのことを意識し、行動に移すことが、社会全体のモラルを高める一歩となるはずです。
これが、私たち全員が実現すべきビジョンではないでしょうか。
子持ち様が嫌いと言われる理由3選!自己中心的で迷惑との意見が多数まとめ
『子持ち様』が嫌いと言われる理由についてみてきましたが、これらの感情は全ての子育て世代に向けられているわけではなく、
一部の人々に対するものであり、その理由を理解することができたのではないでしょうか。
また、これらの感情が生まれた背景には、現在の社会全体の雰囲気やモラルが影響しているかもしれません。
私たちは、この問題について深く考え、理解を深める必要があります。
新しい時代に向けて、社会全体がより住みやすい環境を作り出すためには、お互いを理解し、尊重し合うことが最も重要となるでしょう。
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