【国家資格】救急救命士を目指すならまず消防に入るべき5つの理由~現場経験から学ぶスキルとメリット~

救急救命士の資格を取得するためには、大学や専門学校に通う方法が一般的ですが、私の経験から言うと、消防に入ってから資格を取得する方がはるかに多くのメリットがあります。

実際、私も消防に入ってから救急救命士の研修を受け、資格を取得しました。

今回は、その経験を踏まえ、救急救命士の資格を消防に入ってから取得することのメリットを5つのポイントに分けてご紹介します。

目次

消防に入ってから救急救命士の資格を取るべき5つの理由

救急救命士を目指す際、消防に入ることで得られるメリットは多岐にわたります。

これから説明する5つの理由を通して、なぜ消防での経験が資格取得に有利なのかを詳しく見ていきましょう。

1. 費用負担を大幅に軽減できる

大学や専門学校で資格を取得する場合、学費や教材費、さらに通学費用がかかります。

しかし、消防に入ってから救急救命士を目指すと、消防機関から支援を受けながら資格取得を目指すことができ、自己負担はほとんどありません。

さらに、働きながら学べるため、学費の心配も不要です。

経済的な負担が大幅に軽減されることは、資格取得の際に大きなメリットと言えるでしょう。

2. 給料を受け取りながら学べる安心感

消防に入れば、救急救命士資格を取得するための研修中でも給料が支給されます。

大学や専門学校ではアルバイトをしながら生活費を稼がなければならないこともありますが、消防ではそういった心配は不要です。

約半年間の研修期間中も安定した収入を確保でき、生活に困ることなく学びに集中できるのは非常に大きな利点です。

3. 実務経験を積みながら学べる

消防に入って救急救命士の資格を取得する最大の強みは、現場での実務経験を積みながら学べることです。

私自身、消防隊員として救急の現場に立ち会いながら経験を重ねました。

この経験があることで、研修で学ぶ知識や技術をより深く理解でき、現場対応に直結する実践的なスキルを身につけることができます。

例えば、交通事故現場での対応や重症患者への緊急処置など教科書では得られない実務的な知識が、資格取得後の即戦力として活かされます。

4. 消防学校での基礎訓練も有利に

消防に入隊すると、救急救命士資格を持っていてもまずは消防隊員としての任務からスタートします。

そのために、消防学校で基礎訓練を受ける必要がありますが、この訓練が非常に重要です。

救急救命士として活動する際にも、消防隊員としての基礎技術や体力、現場対応力が必要です。

例えば、建物火災の現場での動きや危険物対応など消防の基礎を学ぶことは自分の安全を守り、事故やケガを防ぐ力を養うためにも不可欠です。

この基礎訓練を経ることで、救急救命士としての活動もより安全かつスムーズに行えるようになります。

5. 大学や専門学校での学びとの違い

大学や専門学校では座学やシミュレーションを中心に学びますが、実際の現場経験が伴わないことが多いです。

たとえ指導者が元消防隊員であっても、教室での体験談は他人事に感じることもあるでしょう。

しかし消防に入ってから資格を取得する場合、日々の実務経験が学びを深め、即戦力として現場で活かすことができるのが大きな違いです。

資格を先に取得しても、まずは消防業務の基礎を学ぶ必要があり、現場での対応力が問われます。

このように、消防での経験を積んだ後に資格を取得することは現場で即戦力としてスムーズに働くためのステップであり、救急業務に迅速かつ的確に対応できる力を養います。

実際に消防に入って救急救命士資格を取得した私の体験

私自身、消防に入ってから救急救命士の資格を取得しました。消防での経験を通じて、自分に必要なスキルや知識を模索しながら、救急隊の道へと進むことになりました。

例えば、火災現場での避難誘導や、交通事故現場での救助活動など、実際の現場で学んだスキルが、救急救命士としての活動に大きく役立っています。

資格を取得するまでには多くの困難もありましたが、すべての経験が自分自身の成長につながり、取得後も自信を持って救急業務に取り組むことができました。

現場で得た知識や技術は、机上の学習では得られないものであり、それこそが私の救急活動における最大の強みとなっています。

【国家資格】救急救命士を目指すならまず消防に入るべき5つの理由まとめ

救急救命士の資格取得を目指すなら、消防に入ってから資格を取得する方法をぜひ検討してみてください。

費用負担の軽減現場での実務経験給料を受け取りながら学べる安心感など、多くのメリットがあります。

私自身、この道を選んだことで、より自信を持って救急活動に従事することができました。

これから救急救命士を目指す方も、消防に入ることを選択肢の一つとして考えてみてください。

それが、あなたにとっての最良のステップとなるかもしれません。

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